IDカードの制作で、テンプレートを使うデメリットですが、一つ目に挙げられるのがマンネリ化です。多くの組織でIDカードで制作されています。組織内で自作する場合、ほとんどのケースにおいて最初からデザインソフトに入っているテンプレートが使われます。そのため利用すると、他の組織と見た目がそっくりな状態になりやすいのが難点です。
時間が短縮出来るのがメリットですが、見た目が別の組織と似ていしまうと混乱のもとになりかねません。没個性的なデザインだとスタッフの士気が下がる恐れもあります。
第二のデメリットですが、雛形は完成品です。文字や挿入されているイラストなどを、任意で削るとデザイン全体が崩れてしまったり、隙間に妙な余白が生まれてしまい、それがユーザーではなかなか修正する事が困難になったりと、カスタマイズの幅が少ないのが難点となります。
第三の欠点ですが雛形が使えるのは高値のソフトウェアだけであり、いわゆるフリーソフトではお洒落な様式は使えません。
IDカードは皆さんご存知の通り身分を証明するためのカードのことです。会社や学校だけでなく様々な会に所属すれば本人確認のために持つことになるでしょう。IDカードには様々な使い方があると思いますが、主にはセキュリティ面で活用され、例えば施設内への入退室の際に使ったり、カードフォルダなどに入れて胸ポケットに付けたり、ストラップを付け首からぶら下げるなどして名札の変わりにもなっています。
さてIDカードの作成にプリンタを使っている所もあると思います。パソコンを使ってカードのレイアウトを作り、そこに会員番号や氏名、所属に顔写真などのデータを入力すれば印刷が出来ます。それだけではなく今ではカードを印刷出来る専用のプリンタも存在しています。
通常の印刷では厚紙か写真用紙を使うことになると思いますが、専用のものでは用紙にプラスチックやICカードも使うことが出来るようになっています。一般的なものは文書やハガキの印刷など他の用途にも使えるのでわざわざ専用のものを買うまでもないかもしれませんが、IDカードの発行頻度が多い場合はそれを使った方が効率がいいかもしれません。
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